相談しづらい妊娠中の「痔」、どうやって予防すればいい?

きになる話  |
ドーナツクッションを見ている妊婦の写真

妊娠中は、お母さんのからだの中で新しいいのちをつくるために、大きな負担がかかります。吐き気やイライラなど、人によって症状は変わりますが、中でも多くの妊婦さんが経験するといわれているのが、「痔」。恥ずかしくてお医者さんには相談しづらいな…という方に向けて、痔の予防法をお伝えします。

どうして妊婦さんは痔になりやすいのか

でも、どうして多くの妊婦さんが痔になってしまうのでしょうか?原因は、いくつかあると考えられています。一つずつみていきましょう。

ホルモンバランスの変化
妊娠すると、赤ちゃんを育てる準備をするために、女性ホルモンの一種である「プロゲステロンホルモン」がたくさん作られるようになります。体温を上げたり、栄養を蓄えたりする大事なはたらきがありますが、腸の動きが悪くなってしまうという面も。十分に腸が活動しないことで、便秘を引き起こし痔になってしまうのです。

運動や食事など生活の変化
妊娠すると、普段よりも運動量が減ります。また、つわりによって、普段よりも食べ過ぎたりまったく食べられなくなったり、食生活が変わってしまいます。このように、運動不足や栄養不足によって、痔になりやすくなります。

肛門周りの血管の圧迫
お腹の中で赤ちゃんが大きくなってくると、それにつれて周りの血管が圧迫されていきます。おしり近くの血管も圧迫され、血が溜まりやすくなります。これもまた、痔の原因になってしまうのです。

痔を防ぐための3つのポイント

痔の原因がわかったところで、次は痔を防ぐためのポイントをみていきましょう。

入浴で血行を良くする
シャワーだけでなくしっかりと湯船につかることで、血行を良くしましょう。おしりの血行が良くなることで、痔を防ぐ効果があります。ただし、めまいや立ちくらみを起こしやすい場所でもあるので、長湯は禁物。10分以内の入浴を心がけましょう。

適度な運動を心がける
無理しない範囲で運動をするようにしましょう。ずっと横になっていたり、座りっぱなしだったりすると、血が溜まりやすくなります。運動は血行が良くなるだけでなく、胃腸のはたらきを良くする効果もありますよ。いつもより長い距離を歩いたり、軽く屈伸をしてみたり、小さなことから始めてみましょう。

水分補給と食事の改善
痔の原因となる便秘を防ぐためには、水分補給が重要。水分が足りていないと、便が硬くなりやすいです。硬い便にならないよう、こまめに水分を摂取しましょう。また、便秘に効くとされているヨーグルト・納豆や、食物繊維が豊富な穀類・イモ類を食べるようにすると良いですよ。ただし、つわりによって食べたくない時は無理をせず、できるだけの範囲で摂取しましょう。また、サプリで手軽に摂取するという手もあります。

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まとめ

妊娠中の痔についてお伝えしました。自分の体調を確認し、無理のない範囲で予防しましょう。また、あまりにも辛かったり、出血してしまったりする場合は、病院で相談してくださいね。

穏やかにほほ笑む妊婦さん
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